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西糀谷1丁目の公有地に特養ホーム、認可保育園、精神障害者グループホームを

西糀谷1丁目の公有地に特養ホーム、認可保育園、精神障害者グループホームを
 10月6日の区議会決算特別委員会で、わが党の黒沼議員が質問しました。
この土地は2980㎡で、近隣には商店街、京急蒲田駅にも近く3方が公道という魅力的な土地で気象庁の職員住宅の跡地で公有地、国民の財産です。
我が党は何度も大田区に購入して区民のために使ってほしいと要望してきましたが、区は「補助39号線という都市計画道路の予定地域が含まれており、活用しにくい」等の理由で国が声をかけても、手をあげなかったのです。この土地の現状についてですが、10月5日に黒沼区議が関東財務局国有財産管理課に問い合わせたところ、複数の社会福祉関係者から問い合わせが来ているとのことです
 そもそも補助39号線の計画は戦後焼野原になったあとの昭和21年に計画されたものです。今はその予定地域には多くの住宅があり、お寺があり、幼稚園、学校があり人々が生活をしています。

 西糀谷気象庁跡地用途地域5.png西糀谷気象庁跡地用途地域4.pngこの土地の価格はわが党区議団が国交省にレクチャーに行った際1平方メートル当たり29万円、約3000㎡で8億7千万円とのことでした。東六郷にある特養―ホームは借地であり、1年間に2800万円の地代が払われているとのことですので、20年で元が取れます。
 さらに黒沼議員は計画道路部分900㎡以外の土地の使い方について質問しました。京急蒲田側約1000㎡は商業地域ですので6階建てが可能ですので、30人規模の馬込特養ホームの2倍の規模の特養ホームが可能かどうかについて担当課長に質問し、可能であることが確認されました。
残りの約700㎡の土地の使い方については、300㎡の80人規模の認可保育園と、近隣の精神科病院の患者会と病院が求めているグループホーム100㎡の建設が可能であることも待機児担当課、障害福祉課が可能であると答弁しました。
補助39号線の予定地域900㎡は3階建ての壊しやすい建物は建設が可能ですので、広場、駐車場、トイレ、食堂、防災倉庫などが作れます。3つの施設の利用者や近隣区民が合同で使える場になります。
以上が黒沼議員の質問で明らかになりました。大田区としては購入を求めている社会福祉関係者には十分な支援をして、大事な公有地が区民に喜ばれる活用となるよう強く求めました。

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