SSブログ

落下物はゼロにできるのか?

熊本空港で発生した日本航空機の重大インシデントについて、6月21日の羽田空港対策特別委員会で報告がありました。
大変恐ろしい事故が起きました。奇跡的に死傷者はありませんでしたが、人口密集地域で起きたら、B滑走路離陸する新飛行ルートにおいてこのような部品が川崎コンビナートに落下したら,
大事故になりかねません.


国は一刻も早く原因究明をし、2度と起こらないように指導すべきです。
また、区担当課から、「国は世界に類を見ない落下部対策を進めている」との説明がありましたが、国土交通大臣が「ゼロを目指す」と言っているように、「ゼロにはならない」ことは明確です。ならば 落下物による事故の危険性を減らすために、都心上空、川崎コンビナート上空を飛行する新飛行経路計画は中止すべきです。

以下 国土交通省からの情報提供です。

概要

発生年月日
 2018年5月24日
発生場所
 熊本空港の西約10キロ 高度1800メートル 熊本県上益城郡益城町
型式
 ボーイング式767-300型
運行者
 日本航空株式会社 熊本空港→羽田空港 JAL632便
 乗客209名 乗員8名 計217名
事故等種類
「発動機の破損(破片が当該発動機ケースを貫通した場合に限る)に準ずる事態
調査状況
 調査中
死傷者数
 無し

当該機は5月24日15時52分目的地 羽田空港 熊本空港を離陸し、上昇中 上記場所において第1左エンジンに不具合が発生したため、引き返し、16時17分熊本空港に着陸した。


◆発見された金属片について(5月31日現在)
1、金属片発見地点数
  34地点(公道において発見されたものを含む)
2、被害状況等
  (1)被害にあった地点数
     10地点(同一地点で複数被害カ所あり)
  (2)被害状況
     ・病院窓ガラスに損傷 1件
     ・フロントガラスにひび等の車両損傷 7件
     ・工事中の建築物の損傷 1件
     ・物置に損傷 1件
     ・建築物の屋根に損傷 1件
  (3)金属片回収個数
     136個

同型エンジンの国内保有状況
 全日本空輸  B767-300 42機 B767-300F 36機
 日本航空  B767-300 36機
 エアドウ B767-300 4機
 日本貨物 B747-400F 5機
   
      まだ一部のエンジンの点検は終わっていない。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。