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航空機の落下物事故、エンジントラブルなどについて国交省からレクチャー

この間相次いでいる航空機のエンジントラブルや落下物事故について、10月4日国土交通省の説明を受けました。

日本共産党山添拓参議院議員による国交省とのレクチャーとして、大田、港、江東、江戸川のみなさんのほか、衆院選比例東京ブロックの予定候補、谷川智行さん、坂井和歌子さんともご一緒しました。


羽田空港を離陸したJAL機のエンジンが火を吹き引き返した件、
関西空港を離陸したKLMオランダ航空の飛行機から大阪市内にパネルが落下した件、
成田空港に着陸したANA機から2日連続でパネルが脱落した件など。

国土交通省は、未然防止策を講じるといいます。しかしその内容は、駐機場で航空会社が行なっている点検を徹底し、国交省の職員が適正な点検がされているかを確認するといっていましたが、一体何人で何時から何処でなど、全く具体策がないのです。さらに航空会社の人出不足問題等は、厚生労働省で管轄が違うと。それで部品の脱落を見抜ける保証はありません。もとより、到着便から着陸前に部品や氷が落ちるのを防ぐものではありません。

落下物の危険をゼロにすることは不可能です。大阪の例では、高度3000m航行中の脱落であり、風に乗ったせいか航路から外れた地点に落下しています。一歩間違えば甚大な被害を生じる恐れがあります。現在オランダまで行って国交省が調査中とのことで正確な原因は言えないとのことでした。

「落下物事故はないようにするよう徹底させる」が、「落ちる可能性もある」、そのことがわかっていながら、羽田空港の国際線増便のために都心上空の飛行ルートが計画されています。現行の海上ルートを変更し、住民に騒音や落下物の危険を強いて陸上ルートをとるべきではありません。訪日旅客を増やすことによる経済成長、国民には苦難を押し付ける、安倍政権の政治がここでも問われています。総選挙で変えて、新たな展開としたいと思います。


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