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大田区議会親善訪問調査報告会12月5日開催されます。しかし、区民は参加できません。

大田区議会親善訪問調査報告会について22日付で大森議長から文書が届きました。
内容は平成28年度大田区議会親善訪問調査議会報告会を12月5日(月)午後2時から午後4時まで区議会5・6委員会で開催するというものです。
対象は全議員とするが、理事者(役所の部課長)は調査項目に関連する者は可能であるが、区民は参加できない。区民には来年に発行する「おおた区議会年報平成28年(2016年)版」に報告を掲載し、ホームページ等で公開するとしています。

 報告会の報告の方法は「➀セーラム市親善訪問調査団、②大連市親善訪問調査団、③区政施策調査(ヨーロッパ方面)の合同開催とし、各団の団員から説明・報告を行い、説明写真を資料として議員貸与タブレット型端末に配信するが資料については非公開とする。」と、なっています。公費を使った海外訪問調査なのに、議員や部課長しか参加できないという報告会です。

昨年も同様の報告会が行われましたが、参加議員24名が一人づつ報告をしたので時間が無くなり、質問時間はほんの10分程度しかなく、質問が十分できないままに「時間ですから」と遮られました。そのようなことがないよう今回は予定している30分の質問時間が保証されるよう議長に要請しています。

 訪問団の視察先については団員以外の議員は何も知らされていません。わかっているのは行き先の国、街、と「産業関連施設」「教育関連施設」というだけです。何月何日どの施設に何時間いたのか、だれが何を報告するのか、わからないまま各議員が報告会に参加することは、意義ある報告会にならないと思われます。議長には報告会前に誰が何を報告するのかという報告会の式次第を出してほしいと要望しています。

一人当たりの費用についても未だ報告がありません。泊まったホテルも公式には公開されていません。公費である点から一刻も早く費用についても報告することも重要です。

 また、区民に資料等の公表をすること、区民向けの報告会をすることも要望していきます。

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